レッスンレポートを書くのが遅くなってしまいましたが、
2023/3/25(土)はアロマ・アドバイザーコースの3回目の実習日でした。
本コースも後半戦に入り、
今後のレッスンの流れやテストの予定まで大体の目途が立ってきました。
生徒様もご自身で各精油の主要成分グラフをノートに書いて、熱心に復習を始めてくださっていてとても嬉しい限りです。
まずは試験合格に向けて一緒に頑張って参りましょう!
さて、今回作成いただいたアロマクラフトは3つ。
アロマバスオイル、オードトワレ、風邪予防&改善のためのジェルです。
- アロマバスオイル(30㎖)
・ベルガモット
・プチグレン
・マジョラム
・パルマローザ
・アトラスシダー
・バスオイル
日中の疲れた身体を癒すアロマバスオイル。
好きな香りで作成されました。私もこの香りのセレクト好きです!
1日の最後は気分よく終わりたいですよね。
でも香りだけでなく、むくみも改善してくれる優秀なレシピです。
使ってみた感想をお聞きしたところ、
お湯に入れると香りが薄れてしまうところが寂しいとのことでしたが、
それはお湯の中にきちんと香りの成分が溶け込んで分散されているということなので
安全に使えているという証拠です。
香りが薄まるのはどうしても仕方ないところですね。
でも、効果としては薄れていませんのでご安心くださいね。
~アロマバスオイルを作ってみようかなと思われた方へ~
必ず、守っていただきたい事は、湯船に精油の原液を入れる事だけは絶対にしないでほしいです。
精油は油で水に溶けませんので、原液をお風呂に入れると精油成分が浮いて、
肌に付き、炎症を起こす可能性があります。
バスオイルなどで希釈してからご使用くださいませ。
- オードトワレ(10㎖)
<トップノート>
・マンダリン
・アコードd(ラベンダー・アングスティフォリア&スィート・オレンジ)*
・バジル
<ミドルノート>
・フランキンセンス
・ローズ
・ゼラニウム・エジプト
<ベースノート>
・パチュリ
調香をする前にする大切なことは、イメージを湧かせることです。
今回、生徒様に香りの表現をイメージしてもらったものはこちらです。
「上品な、刺激的、濃い、丸みのある、土日、11:00、マルシェ」
実際にやってみると分かるのですが、香りのイメージを言葉にするのって意外と難しいのです。一辺倒になりがちなのですが、感覚的な表現、印象的な表現、香りの強さの表現、時間、場所なども組み合わせて具体的になりました。
出来上がった香りはマンダリンとフランキンセンスが中心となってそこへバジルのアクセントが効いた大人の甘すぎないおしゃれな香りのオードトワレが完成しました。
土曜日の11:00にマルシェを颯爽と歩く生徒様が思い浮かぶ香りです。
私にとっても大変勉強になる香り作りでした。
*ちなみにアコードdとは、事前に作成しておいたオレンジ・スィート6滴とラベンダー・アングスティフォリア4滴をブレンドした精油です。
- 風邪予防&改善のためのジェル(20㎖、5%濃度選択)
・ラヴィンツァラ
・ローレル
・ローズマリー・シネオール
・ブラックスプルース
三寒四温の時期で、朝晩の寒暖差も大きいので風邪をうっかり引いてしまうこの時期。病院に行くほどでもない、ムズムズ、イガイガ。そんなときこそアロマの出番。
使用感をお聞きしたところ、生徒様は酸化物類の香りがお好きということで、この香りは特にお好きとのことでした。効果としても実感されていて、朝、喉が乾燥して少し痛い時に喉周辺に塗ると効果を感じたとのことでした。
嬉しいご報告ありがとうございます。
因みに、酸化物類とは、精油の芳香成分類の名前で、ラヴィンツァラ、ローレル、ローズマリー・シネオールなどに含まれる抗カタル作用、去痰作用、抗ウィルス作用などのある成分のことを指します。
Myrteアロマテラピースクール