私の好きな番組のひとつ、NHKの「世界はほしいモノにあふれてる」
毎回ワクワクするモノを探す旅なのですが、
3/12に放送されたこの番組でとても興味深いお話を沢山聞くことができました!
今回のテーマは、COLOURS代表 橋本宗樹さんの「唯一無二の香りを探す旅」
フランスとイタリアが舞台の香りをめぐるストーリー。
その香りを生み出すのはたったひとしずくの宝物。
花や樹木から採れる自然の恵み。
それが精油。エッセンシャルオイル。
フランスの女性はメイクをしない方は沢山いるそうですが、香りだけはつけるんですって。服を着るように。
素敵な自己表現ですね。
橋本宗樹さん曰く、
「香りって魔法みたい。目に見えないのに、人の心をつかんだり、身体を変えてくれる。そういう力を持ったもの。」
すっごく同感です!
仰る通りです!
そういう風に感じてくれる方がいらっしゃると勝手にとても嬉しくなります!
・・・
橋本さんが旅の中で出会ったものでいくつか気になるものがありました。
一つは涙をイメージして作った香水。
ピンクペッパーとスモークウッドを中心に作った塩の香りのスパイシーな香りなんですって。
TVは香りまでは運んでくれないところがいじらしいですね。。。
一つは、BULY(ビュリー)という人気コスメ店のババスオイル。
ヤシ科の植物の種からとれる植物オイル。
コラーゲンの生成を促し、アンチエイジングにも効果がある。
べたつかないのに保湿感があり、
香りはシンプルなんだけど、シンプルな中に奥深さがあるそうです。
どんな香りか嗅いでみたい。使ってみたい~
当スクールには、アブラヤシの仁、ココヤシの実から採れたファーナスオイルがあるので、
それとどう違うのかを比べてみたいと思いました。
ファーナスオイルは無臭なので。。
おしゃれでクラシカルな店内なので、
パリに行ったら行きたいところリストに載せておこうと思います。
それから、天然香料の世界では随一の香料メーカー「ROBERTET」の製造現場。
香りを溶けやすくする溶剤を使った精油の抽出の様子。
原料となる花や種・枝などを抽出機に入れ、溶剤を入れて原料を浸す。
ここに熱を加え、蒸留をすると精油が出来上がる。
芳香部門のマネージャーさんの話によると、ローズの場合5tの花びら(手摘み)から採れるのは1kgの精油のみだそう。
収率が低いからローズの精油は高級品なんですよね。
アロマテラピーで使われる精油は主に水蒸気蒸留で採れた精油を使いますので、
香水用の精油を作る工程を見られるのはなかなか貴重な映像でした。
それから気になったのは、「ROBERTET」の金庫に入れられている精油が!
イリスという精油の塊600g。 5万ドルですって!高い!
イリスの根から採れるのですが、
3年かけて根を育て、更に3年かけて根を熟成させる。
香料になるまでに6年も時間がかかるので希少価値が跳ね上がるんだそう。
シャネルの19番はこれを使っているそうですよ。
でもこの精油は手に入らないし、お目にかかることができない最高級品。
TVだから見れましたが香りまでは嗅げなくて残念。
JUJUさん曰く「根っこの奥に色っぽい香りがする」
だそうです。うーん、気になる!
さて、次はイタリアへ。
ビターオレンジとレモンの交雑種であるベルガモットについて。
南イタリアのカラブリアはベルガモット世界生産量の9割を占めていて、この土地でしか大量生産が出来ない果実と言われているそう。
ビターオレンジの木にベルガモットの木を接ぎ木して作るんですって。面白いですね。
ベルガモットの葉から作られた精油が出て来て、それが気になりました!
しかも、神経バランスを回復してくれる酢酸リナリルという成分が果皮よりも葉の方が多いんですって。
嗅ぎたい!
通常、ベルガモットの精油は果皮から採れるので、葉から採れる精油は珍しいのです。。。
橋本さんがこの旅で出会っていた以下の香りは当スクールにも置いてあります。
気になる方は是非、確かめにいらしてください♪
他にもたくさん取り揃えているので、お好きな香りがきっとみつかるはず!
本当に世界にはほしいモノがあふれていますね!
- イランイラン:バンレイシ科。人を陶酔させる甘美な香り。心を和ませるセクシャルな香りは寝室の香りとしても最適。
- アトラスシダー:マツ科。ウッディで優しい樹木の香り。心を勇気づけて不安を取り去ってくれる。特に欧米の方に人気の香りだそう。
- オレンジ・スィート:ミカン科。爽やかで甘くフルーティーな香り。気分を明るく、リフレッシュに最適。
- ジャスミン:モクセイ科。優雅で甘美な香り。高級香水の原料としても知られる。
- ローズ:バラ科。水蒸気蒸留で採れた精油は、華やかさだけでなく透明感を持つ。気品に溢れた香り。
- サンダルウッド:ビャクダン科。心を落ち着かせる甘く上品な香りは、瞑想に最適。オリエンタル調の香水にも欠かせない。
- ベルガモット:ミカン科。透明感のある柑橘の香り。リフレッシュにもリラックスにもおすすめ。
- バジル:シソ科。清々しさと甘さを併せ持つ香りは、頭をスッキリさせ、集中したい時におすすめ。
- ローズウッド:クスノキ科。バラを連想させる甘い香り。
- ローズのフローラルウォーター:バラ科。水蒸気蒸留で採れたハーブウォーター。甘みのある華やかで気品のある香り。
<アロマテラピーを体験したい方へ>
気になるリンクへお進みください。
・無料説明会は随時開催します。お問合せください。
Myrteアロマテラピースクール