あけましておめでとうございます。
本年もどうぞよろしくお願い致します。
早速ですが、冬至の日、柚子のお風呂で温まりましたか?
日本では昔から冬至の日に柚子湯に入ると福と健康を招く風習として言い伝えられていますね。
冬至に湯治をかけて、心身が健康なら融通(柚子)が利くと言われているそうです。笑
そもそも、日本の入浴文化は鎌倉時代に始まったとされ、
薬湯の「五木八草湯(ごぼくはっそうゆ)」が最古の入浴剤ともいわれています。
薬湯が一般的に広まったのは銭湯が発展した江戸時代からだそうですが、
この素晴らしい温浴療法の文化をなくしてはならないと切に思います。
単純にお風呂が好きなだけですが。。
私の家でも柚子湯に浸かってキャンドルも点けてとってもゆったりしたお風呂の時間を楽しみました。
なんといっても柚子の香りがとてもいいですよね。
この香りのリラックス効果や、殺菌作用、血行促進作用があり、湯冷めも防いでくれます。
冬至以外でも冬のお風呂に入れるのはとても効果的ですね。
肌の弱い方、敏感肌の方のご入浴はご注意してくださいね。
私の住む秦野ではお庭に柚子の木を植えているご家庭を沢山見かけます。
野菜の自動販売機や、農家の軒先でも柚子を売っていたりとあちこちで柚子を見かけます。
柚子の木を見かけると、きっと、お家で柚子湯を楽しんでいらっしゃるんだろうな~とほのぼのします。
そんな柚子について簡単にご紹介。
ミカン科ミカン属のユズ。
学名は Citrus junos
生薬名は 橙子皮(トウシヒ)
ミカン科と一言でいっても、
カラタチ属、キンカン属、ミカン属、ヘンルーダ属、
ゴシュユ属、キハダ属、サンショウ属と7種類もの属があります。
その中の一つ、ミカン属には、皆さまにお馴染みの柑橘類が沢山ありますね。
タチバナ、マンダリン、タンジェリン、ウンシュウミカン、イヨカン、スィートオレンジ、サワーオレンジ、
ダイダイ、ナツミカン、ブンタン、ハッサク、グレープフルーツ、セミノール、オロブランコ、シトロン、
エトログ、ブシュカン、レモン、ユズ、ライム、スダチ、カボス、ヒュウガナツ、シークヮーサー
これだけの柑橘類があっても、お風呂と相性が良いのはやはり柚子ですね。
素晴らしい日本の柚子湯の文化。
日本のハーブ。
大切にしたいと思います。
次は5月の菖蒲湯が楽しみですね。
Myrteアロマテラピースクール